鯖江に行こう!その1:交通手段

鯖江に行こう!

眼鏡の聖地・福井県鯖江市で、2016年5/27(金)~5/29(日)に、「めがねフェス2016」と「サバエメガネメッセ2016」が開催されます。これを機会に、ぜひ鯖江に遊びに行ってみましょう。

■電車移動の場合

まずは電車での移動手段を確認しましょう。会場はJR鯖江駅から徒歩15分くらいです。

鯖江01

名古屋と大阪からは、JR鯖江駅まで特急一本で行くことができます。

▼名古屋→鯖江 特急しらさぎ 約2時間30分
片道5,180円(運賃3,020円+特急料金2,160円)
▼大阪→鯖江 特急サンダーバード 約2時間20分
片道5,180円(運賃3,020円+特急料金2,160円)

特急を使わない場合は、それぞれ片道4時間弱くらいかかります。

東京からは、東海道新幹線を使うルートと、北陸新幹線を使うルートがあります。大宮あたりだと東海道新幹線を使うほうが運賃が安く済みますが、熊谷だと北陸新幹線のほうが安くなります。

▼東海道新幹線:東京→米原→鯖江 片道4時間強
片道13,550円(運賃8,420円+新幹線自由席4,540円+特急料金590円)
▼北陸新幹線:東京→金沢→鯖江 片道4時間半
片道15,600円(運賃8,750円+新幹線自由席6,260円+特急料金590円)

■裏技その1:一筆書き切符を利用しよう!

(東京・大宮周辺から出発の場合)
しかし実は、東海道新幹線と北陸新幹線を「一筆書き」で利用すると、単に東海道ルートで往復するよりも2,000円くらい安くなります。

▼東京→鯖江(途中下車)→東京 一筆書き24,940円
運賃内訳=運賃12,960円+東海道新幹線(東京→米原)4,540円+特急(米原→鯖江)590円+特急(鯖江→金沢)590円+北陸新幹線(金沢→東京)6,260円

鯖江02

ポイントは、「東京→東京」の切符(米原・鯖江・金沢経由)を買って、鯖江には「途中下車」で降りること。単純に東京・鯖江を東海道ルートで往復すると27,100円かかるのが、一筆書きルートだと24,940円と、2,160円もお得になります。これは、距離が伸びれば伸びるほどコストパフォーマンスがよくなるというJR切符運賃の特性を利用した技です。また、東京・鯖江の距離が、東海道ルートでも北陸ルートでもほとんど変わらないからこそ成り立つ技になります。切符の有効期限も7日になるので、余裕があれば途中下車で金沢や長野や上田にも寄ることができます。もちろん反時計回りでも事情は同じです。
切符を買うときは券売機では買えないので、「みどりの窓口」で「東京から東京まで片道大人一人。米原、鯖江、金沢経由。東海道新幹線自由席を東京から米原まで、乗り継ぎで鯖江まで在来線特急券。さらに鯖江から金沢まで在来線特急券、乗り継ぎで金沢から東京まで北陸新幹線自由席」などと言って買います。この切符購入に成功すると、「ヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニク」という呪文が成功するよりも大きな充実感を味わうことができるでしょう。

■裏技その2:新幹線に乗ろう

(安城・豊橋周辺、あるいは神戸周辺から出発の場合)
鯖江に行くとき、新幹線に乗ったほうが安くなるケースがあります。これは、新幹線から在来線特急に乗り換える場合、在来線特急運賃が半額になることを利用した技です。
たとえば豊橋から新幹線に乗らずに名古屋から特急で鯖江に行く場合6,160円かかりますが、新幹線に乗ると6,060円と100円安くなります。新幹線に乗ったほうが安いのです。同様に、新神戸からは新幹線で新大阪まで行って特急サンダーバードに乗り換えるほうがお得になります。

▼新幹線を使わない場合:豊橋→鯖江 総額6,160円
内訳=運賃4,000円+特急料金(名古屋→鯖江)2,160円
▼新幹線に乗る場合:豊橋→鯖江 総額6,060円
内訳=運賃4,000円+新幹線自由席(豊橋→名古屋)980円+特急料金(名古屋→鯖江)1,080円

注意するのは、名古屋方面から鯖江に行く場合、米原で乗り換えるのではなく、名古屋で乗り換えるという点です。大阪方面の場合、京都ではなく新大阪で乗り換えるという点です。米原や京都で乗り換えると、新幹線のほうが高くなります。

■東京から車移動の場合

燃費やガソリン代にもよるので一概には言えませんが、往復高速代とガソリン代で合計50,000円くらい見ておけばよいかと思います。電車移動にかかる費用と比較したとき、2人だとトントン、3人以上だと車のほうがお得という計算になります。ただ電車だと移動時間が4時間強なのに比べて、車移動の場合は休憩時間なども入れて7時間くらいは見ておかないといけません。体力的にそこそこキツいので、ドライバーは2人用意するのがいいように思います。

■鯖江に行こう!

こうして見ると、鯖江というところは、東京から見たときに札幌や那覇よりも遠いところにあります。東海道と北陸道のどちらから行ってもほぼ同じ距離という、最遠の地であります。しかし、だからこそ「聖地巡礼」の功徳を積む意義があるというもの。この機会に、みんなで眼鏡の聖地を盛り上げていきましょう!

■広告■


■広告■