鯖江に行こう!その2:鯖江みどころ

鯖江に行こう!

2016年5/27(金)~5.29(日)は、「サバエメガネメッセ2016」と「めがねフェス2016」が開催されます。鯖江のみどころについて、個人的な意見をつらつらと。

■サバエメガネメッセみどころ

「サバエメガネメッセ」のほうは福井・鯖江の眼鏡メーカーがこぞって参加ということで、本気の見本市が展開されると思います。職人技や新技術の実演や、めがね制作の体験工房など、アイテムとしての眼鏡そのものに興味関心がある方にとっては他にない魅力的なイベントになるでしょう。問屋や小売りの人の商談もあちこちで展開してそう。ビッグサイトで開催されているIoftよりも距離感が近くなる感じになるのかな。私自身、とても楽しみです。

■めがねフェス2016みどころ

「めがねフェス2016」は、昨年とは会場の場所が違いますが、同じ感じになると思います。「デイリーポータルZ」が去年のめがねフェス2015のレポートを掲載していて、これがよくまとまっているので、「眼鏡の町のめがねフェスに行ってきた」を読むと雰囲気がよくわかると思います。CutiePaiまゆちゃんのステージを愉しんでいる私の姿も、いつのまにか写真に撮られておりました。今回もまゆちゃんのステージがあるので、とても楽しみです。みんなのうたで「めがね」を歌っている井上侑さんも参加決定し、ステージは豪華になりそうです。
「めがねフェス」のいいところは、会場での距離感の近さですね。全国から聖地に集まったメガネスキーたちとの新しい出会いがたくさんあると思います。去年は天気もよかったので、晴天の下でめがねフードとビールを飲み食いしながら話をしているだけで、とても楽しい気分になりました。

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■めがね会館と眼鏡神社

今回はイベント会場が「めがね会館」から離れています。歩くと30分近くかかっちゃいそうですが、イベント当日はシャトルバスも出ているようです。鯖江に初めて遊びに行く人は、ぜひ「めがね会館」にも訪れることを強くお勧めします。こちらも「デイリーポータルZ」のレポートがまとまっていますね。
めがね会館敷地内には「眼鏡神社」もあって、「眼鏡の日」には神主さんが眼鏡供養を行っています。眼鏡神社にお参りすると、いろいろな御利益がありそうですね。

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■増永五左衛門翁の石碑

鯖江市内には眼鏡にまつわるものがたくさんあります。福井県に眼鏡産業を根付かせた増永五左衛門翁の石碑には、一昨年、膝まで雪に埋まりながら行ってきました。晴れたらまた改めて行ってみたいと思います。

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■めがね広告塔

昨年、鯖江のシンボル「めがね広告塔」がリニューアルされました。朝日新聞には、この広告塔リニューアルのために暗躍した「めがねっ娘教団」に関する記事も掲載されました。広告塔基部に据えられたネームプレートには、「めがねっ娘教団」の他、あろうことか「上条春菜」や「神原秋人」の名前が刻まれております。画期的だなあ。残念ながら近くに寄ることはできないので、今回はリニューアルされた勇姿を山麓から見上げることにする予定です。

というわけで、今からとても楽しみです!

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鯖江に行こう!その1:交通手段

鯖江に行こう!

眼鏡の聖地・福井県鯖江市で、2016年5/27(金)~5/29(日)に、「めがねフェス2016」と「サバエメガネメッセ2016」が開催されます。これを機会に、ぜひ鯖江に遊びに行ってみましょう。

■電車移動の場合

まずは電車での移動手段を確認しましょう。会場はJR鯖江駅から徒歩15分くらいです。

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名古屋と大阪からは、JR鯖江駅まで特急一本で行くことができます。

▼名古屋→鯖江 特急しらさぎ 約2時間30分
片道5,180円(運賃3,020円+特急料金2,160円)
▼大阪→鯖江 特急サンダーバード 約2時間20分
片道5,180円(運賃3,020円+特急料金2,160円)

特急を使わない場合は、それぞれ片道4時間弱くらいかかります。

東京からは、東海道新幹線を使うルートと、北陸新幹線を使うルートがあります。大宮あたりだと東海道新幹線を使うほうが運賃が安く済みますが、熊谷だと北陸新幹線のほうが安くなります。

▼東海道新幹線:東京→米原→鯖江 片道4時間強
片道13,550円(運賃8,420円+新幹線自由席4,540円+特急料金590円)
▼北陸新幹線:東京→金沢→鯖江 片道4時間半
片道15,600円(運賃8,750円+新幹線自由席6,260円+特急料金590円)

■裏技その1:一筆書き切符を利用しよう!

(東京・大宮周辺から出発の場合)
しかし実は、東海道新幹線と北陸新幹線を「一筆書き」で利用すると、単に東海道ルートで往復するよりも2,000円くらい安くなります。

▼東京→鯖江(途中下車)→東京 一筆書き24,940円
運賃内訳=運賃12,960円+東海道新幹線(東京→米原)4,540円+特急(米原→鯖江)590円+特急(鯖江→金沢)590円+北陸新幹線(金沢→東京)6,260円

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ポイントは、「東京→東京」の切符(米原・鯖江・金沢経由)を買って、鯖江には「途中下車」で降りること。単純に東京・鯖江を東海道ルートで往復すると27,100円かかるのが、一筆書きルートだと24,940円と、2,160円もお得になります。これは、距離が伸びれば伸びるほどコストパフォーマンスがよくなるというJR切符運賃の特性を利用した技です。また、東京・鯖江の距離が、東海道ルートでも北陸ルートでもほとんど変わらないからこそ成り立つ技になります。切符の有効期限も7日になるので、余裕があれば途中下車で金沢や長野や上田にも寄ることができます。もちろん反時計回りでも事情は同じです。
切符を買うときは券売機では買えないので、「みどりの窓口」で「東京から東京まで片道大人一人。米原、鯖江、金沢経由。東海道新幹線自由席を東京から米原まで、乗り継ぎで鯖江まで在来線特急券。さらに鯖江から金沢まで在来線特急券、乗り継ぎで金沢から東京まで北陸新幹線自由席」などと言って買います。この切符購入に成功すると、「ヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニク」という呪文が成功するよりも大きな充実感を味わうことができるでしょう。

■裏技その2:新幹線に乗ろう

(安城・豊橋周辺、あるいは神戸周辺から出発の場合)
鯖江に行くとき、新幹線に乗ったほうが安くなるケースがあります。これは、新幹線から在来線特急に乗り換える場合、在来線特急運賃が半額になることを利用した技です。
たとえば豊橋から新幹線に乗らずに名古屋から特急で鯖江に行く場合6,160円かかりますが、新幹線に乗ると6,060円と100円安くなります。新幹線に乗ったほうが安いのです。同様に、新神戸からは新幹線で新大阪まで行って特急サンダーバードに乗り換えるほうがお得になります。

▼新幹線を使わない場合:豊橋→鯖江 総額6,160円
内訳=運賃4,000円+特急料金(名古屋→鯖江)2,160円
▼新幹線に乗る場合:豊橋→鯖江 総額6,060円
内訳=運賃4,000円+新幹線自由席(豊橋→名古屋)980円+特急料金(名古屋→鯖江)1,080円

注意するのは、名古屋方面から鯖江に行く場合、米原で乗り換えるのではなく、名古屋で乗り換えるという点です。大阪方面の場合、京都ではなく新大阪で乗り換えるという点です。米原や京都で乗り換えると、新幹線のほうが高くなります。

■東京から車移動の場合

燃費やガソリン代にもよるので一概には言えませんが、往復高速代とガソリン代で合計50,000円くらい見ておけばよいかと思います。電車移動にかかる費用と比較したとき、2人だとトントン、3人以上だと車のほうがお得という計算になります。ただ電車だと移動時間が4時間強なのに比べて、車移動の場合は休憩時間なども入れて7時間くらいは見ておかないといけません。体力的にそこそこキツいので、ドライバーは2人用意するのがいいように思います。

■鯖江に行こう!

こうして見ると、鯖江というところは、東京から見たときに札幌や那覇よりも遠いところにあります。東海道と北陸道のどちらから行ってもほぼ同じ距離という、最遠の地であります。しかし、だからこそ「聖地巡礼」の功徳を積む意義があるというもの。この機会に、みんなで眼鏡の聖地を盛り上げていきましょう!

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第121回:つじ要「論理少女」

つじ要「論理少女」

講談社『月刊少年シリウス』2008年4月~11年2月号

眼鏡っ娘は知的である。実際、これまで私が調査した眼鏡っ娘キャラ1854人のうち、565人が知的キャラと設定されている。比率にすると30%だ。客観的なデータに照らしてみて、眼鏡っ娘が知的であると認識されているのは間違いない。
だがしかし。作品内で知的キャラと設定されていたとしても、読者が「この眼鏡っ娘は確かに知的だ」と納得できる具体的な描写があるかというと、それはまた別の話である。作者は自分の力量を超える知的なキャラを描くことはできない。知的なはずのキャラが「私にいい考えがある」と言ったとき、実際は死亡フラグが立っただけというケースも多い。実は、本当に知的な眼鏡っ娘キャラは、極めて貴重な存在なのだ。
本作は、その難しい領域に果敢に挑んだ貴重な作品だ。ヒロイン眼鏡っ娘=芝いつきは、「論理的に話しなさい」が口癖の知的少女。

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カッコよすぎる。眼鏡っ娘っぽさ全開のセリフ。自信満々にビシッと指を指す姿勢が素晴らしい。眼鏡っ娘にしてほしい仕草No.3である(当社比)。
そんな眼鏡っ娘だから、ファンも多い。密かにファンクラブも作られている。

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可愛くて頭のいいアイドル女子が8人いるという設定だが、そのダントツ頂点に君臨するのが眼鏡っ娘というのが、実に素晴らしい。

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腕を組んでこんなセリフ。これぞ眼鏡っ娘の極致。
そして本作が素晴らしいのは、単に設定上で知的としているのではなく、眼鏡っ娘が本当に知的に群を抜いて秀でていることを、具体的なエピソードを積み重ねて描こうとしている点だ。眼鏡っ娘は知的であってほしいという私たちの願いが、どストレートに表現されている。
それが本当に成功しているかというと論理的にツッコミどころがないわけではないのだが、そこはさして重要ではない。強く知的な眼鏡っ娘を生み出すというリビドーが溢れ出ている点が、真っ先に評価されるべきだ。「カイジ」のように人間性の汚い部分まで弄するような頭脳バトルに眼鏡っ娘を巻き込みたいとは、あまり思わない。知的眼鏡っ娘へのリビドーを感じつつも醜い人間性に踏み込まないという難しく狭い道を、本作は果敢に攻めているように思う。眼鏡っ娘には知的であって欲しいという願いとその描写の難しさが凝縮された作品である。

書誌情報

論理~論理~論理~ロリ♪たそがれロリータ(←40代以上限定ギャグ)。単行本全5巻。
単行本:つじ要『論理少女』第1巻、講談社、2008年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第120回:河村美久「やさしさ半分二人で一つ!」

河村美久「やさしさ半分二人で一つ!」

講談社『ラブリーフレンド』1980年12月号

メガネスキーが「自分は眼鏡っ娘が好きだ!」とカミングアウトすることで大団円を迎える物語である。これも例によって美しい「眼鏡っ娘起承転結構造」を示す作品だ。

物語冒頭、中間テスト学年一位の眼鏡っ娘=多枝子は、ガリベンでカタブツだと思われている。クラスメイトからはまったく恋愛の対象とみなされていない。そんなカタブツ眼鏡っ娘も密かに青木くんのことが好きだった。実は青木くんの方も眼鏡っ娘のことを好ましく思っているのだが、残念なツンデレ眼鏡っ娘がそのことに気づくはずもない。

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ところで眼鏡っ娘には双子の妹がいた。この妹は、ガリベン眼鏡っ娘の姉と違って、華やかな恋愛体質だ。姉の元に現れた妹はたちまちクラスの人気者となる。青木くんの友達が妹に一目惚れして、青木くんを巻き込んで集団デートに誘おうと企画する。ところが気の多い妹はデートをドタキャン。眼鏡っ娘はメガネを外して、妹の代わりにデートに臨むことにする。が、そこで青木くんに告白される。

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眼鏡っ娘がメガネを外して、華やかな恋愛体質になって、モテモテになる。世間にはこれで物語が終了だと勘違いしている人が多いようだが、「眼鏡っ娘起承転結構造」を知っていれば、これが単なる「承」に過ぎないことがよく見える。本当のクライマックスは、この先だ。

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眼鏡を外して得たものなど、偽物に過ぎない。青木くんが好きなのは自分ではなく、妹なのだ。眼鏡っ娘はそのことを自覚する。青木くんとの偽りの恋愛もこれで終わりだと、覚悟を決める。
しかしだ。この青木くん、本当は妹との交際を断ろうと思っていた。眼鏡っ娘が自分にとってかけがえのない存在であることを強烈に自覚したのだ。
全てが発覚し、晴れてカップルとなった眼鏡っ娘と青木くんのラストシーンが実に清々しい。

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「オレはおさげとまんまるメガネの女の子が好きなのーっ」と大声で叫ぶ青木くん。私も叫ぶぞ。私はおさげとまんまるメガネの女の子が好きなのーっ!!
自分がメガネスキーであることを大声でカミングアウトして物語がハッピーエンドを迎えるという、たいへん清々しい結末である。

054_hyouところで、こういう「起承転結構造」を示す少女マンガ作品が大量に存在することが、オリジナリティの観点からどうかと疑問に思う向きもあるだろう。が、プロットの段階での類似は、オリジナリティの欠如を意味しない。たとえば「仲間と協力して強大なライバルに勝つ」というプロットがある。『ドラゴンボール』も『スラムダンク』も『ガンダム』も、全作品がこのプロットを共有している。が、プロットが同じだからといって、これらの作品を同列に語る人間など存在しない。「眼鏡っ娘起承転結構造」も、これと同じレベルのプロットなのだ。作品のオリジナリティは、プロットではなくキャラクターに[具体的]に現れる。逆に言えば、たくさんの作品に共通して見られるプロットとは、「世界の真理」を[抽象的]に代表したものと把握するべきだろう。「眼鏡っ娘起承転結構造」というプロットが大量の作品に共通して見られることは、そこに「世界の真理」が反映していると理解するべき事態なのである。この事態は「眼鏡っ娘弁証法」によって哲学的に解釈できるわけだが、それについてはしかるべき機会に改めて述べてみたい。

■書誌情報

本編は32ページの短編。単行本『ちょっと初恋』所収。この単行本に収録されている「12時からのシンデレラ」も眼鏡っ娘がヒロインの作品。新刊では手に入らないが、増刷を繰り返す人気単行本で大量に市場に出ているので、古本で手に入れやすい。

単行本:河村美久『ちょっと初恋』講談社、1982年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第119回:嶋木あこ「好きになるまで待って」

嶋木あこ「好きになるまで待って」

小学館『Cheese!増刊』2006年7月号

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美しい「眼鏡っ娘起承転結構造」を見せてくれる作品である。ここまでこのコラムを読んでいただいている方には「またか」と思われるかもしれないが、まだ足りない。世間に「眼鏡を外す方が美人」などという地獄的に間違った認識が残存している限り、私は「それは違う」と言い続ける。少女は眼鏡のまま幸せなるのであり、なるべきであり、それが世界の真理である。それが「世界の真理」であることは、この「眼鏡っ娘起承転結構造」が明確に示している。だから「これでもか!」というほど「眼鏡っ娘起承転結構造」の実例を示し続けていく必要があるのだ。

さて、主人公の眼鏡っ娘=伊達麻子は、先生からも「ダサ子」などと言われているほど容姿が劣っている。恋の相手となる氷上くんのことも、物語冒頭では苦手だ。

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しかし麻子は、自分の机の中に置いてあった氷上くんの携帯電話を思わず投げ捨て、金魚の水槽に沈めてしまう。氷上くんはそれをネタに、麻子のことを奴隷として扱い始める。
が、それは氷上くんが、麻子を綺麗なレディにするための策略だったのだ。氷上の手によって、麻子は美しくなる。このとき眼鏡は外されてしまう。

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氷上くんの手ほどきによって美しくなる麻子。しかし当の氷上くんは、浮かない顔をしている。周囲は麻子のことを美しくなったと褒め称えるが、氷上くんにとっては何かがしっくり来ないのだ。

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本を読んでいるふりをしているが、お約束で逆さまだ。動揺が隠せない氷上くん。
いっぽう麻子は、思いを寄せる当て馬男子から氷上くんのウソを告げられる。もともと麻子が奴隷となるきっかけとなった氷上くんの携帯電話のメモリなど、最初から存在しなかったのだ。麻子は、氷上くんにからかわれて遊ばれていたと思い込む。

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しかし。実はもともと氷上くんのほうから眼鏡っ娘に近づきたかったのだ。眼鏡っ娘と話すきっかけを作るために、わざわざ携帯電話を眼鏡っ娘の机に置いておいたのだ。氷上くんはメガネスキーだったのだ!
しかし若いうちは、自分がメガネスキーであることを自覚することは難しい。私もそうだった。氷上くんは、麻子の眼鏡を外して美しくしてやったつもりだったが、それこそが違和感の正体だった。眼鏡を外した麻子の姿に落ち着かなかったのは、彼がメガネスキーだったからだ。それに気が付いた氷上は、ようやく自分に正直になる。眼鏡っ娘が好きだと告白する。

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この最後に引用したシーンの前のページが、実は非常に素晴らしい。氷上くんが鞄の中から携帯電話を取り出すかと思ったら、なんと取り出したのは眼鏡だったのだ。氷上くんは、自ら麻子に眼鏡をかけて、告白する。「おまえがメガネの時からだ」。この一連の流れは、神展開だ。私も人生の中でぜひ一度は言ってみたいセリフだ。「おまえがメガネの時からだ」

ということで、眼鏡を外して美人になったかと思いきや、そこでハッピーエンドにならず、眼鏡をかけて大団円という、典型的な「眼鏡っ娘起承転結構造」を示す素晴らしい作品である。
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■書誌情報

本編は40ページの短編。同名単行本所収。電子書籍で読むことができる。
表紙は氷上くんが麻子の後ろから眼鏡を外しているように見えて、実は読む前は眼鏡を外すやつじゃないかと不安でしょうがなかった。しかしこれ、実は後ろから眼鏡をかけている瞬間だと解釈したほうがいいだろう。

Kindle版:嶋木あこ『好きになるまで待って』小学館、2007年

 

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第118回:峡塚のん「すきすき!ママレード」

峡塚のん「すきすき!ママレード」

講談社『なかよし増刊』1976年11月号

二人の男が眼鏡っ娘の魅力を自覚する物語である。美しい「眼鏡っ娘起承転結構造」になっているところも見所だ。
まず主人公のマルコだが、最初は化学のイブリン先生(眼鏡っ娘)のことが大嫌いだった。

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眼鏡っ娘イブリン先生は、髪の毛はボサボサだし、煙草も吸うし、フラスコで紅茶を煎れるし、変わり者のオールドミスとして知られていた。そんなイブリン先生のことが人一倍嫌いだったはずのマルコだが、偏見を取り払って実際に接してみると、本当は朗らかで陽気で、とても美しいことに気が付く。マルコは一人で自発的に眼鏡っ娘に目覚めたのだ。

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かわいいイブリン、ステキなイブリン、きれいなイブリン!と、もはやマルコには眼鏡っ娘のことしか見えない。が、それを主張しても、誰も合意してくれない。眼鏡っ娘の素晴らしさを頑張って主張しても世間に受け入れられなかった我々のかつての姿が重なって、涙が出る。

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そこでマルコは、イブリンが美しいことを万人に認めさせようと、美人コンテストで一位を取らせようとする。実はこれがマルコの最大の敗因となるのだが、それは最後に確認しよう。
さて、当のイブリンは、特に美人コンテストに興味もなく、最初は出るつもりなどなかった。しかし、ダグラス先生にバカにされて、気が変わる。

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そう、実はイブリンは密かにダグラスのことが好きだったのだ。だが、悲しいことにツンデレのイブリンは、ダグラスの前では素直になれない。売り言葉に買い言葉で、美人コンテストに出ることを宣言してしまう。そして実際に、眼鏡を外して美人になる。学校の誰もが、イブリンがきれいになったと認めるようになる。マルコは鼻高々だ。だが、しかし。

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イブリンは、みんなから「きれいになった」と言われても、ちっとも嬉しくなかった。ただ一人、ダグラスから「きれいだ」と言われたいのだ。イブリンは、眼鏡をかけて、決意する。美人コンテストには、眼鏡で出場する。

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「あたしはあたしでしかないんだもの」という自覚。眼鏡あってこその自分であることを自覚したイブリン。そんな眼鏡っ娘の姿を見て、このセリフが言えないようでは真の男ではない。ダグラスはイブリンの名を叫んで、告げる。「イブリンきれいだよ」。これだ。眼鏡であることを自覚した眼鏡っ娘にかける言葉は、これだ。いいぞ!同志メガネスキー!

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054_hyou「きみはメガネのままでいいんだ、メガネのままがいちばんさ!」と叫んだダグラスの胸に飛び込むイブリン。見事なハッピーエンドだ。
かわいそうなのは、自力で眼鏡っ娘の魅力に気が付いたのに、結果的にふられることになってしまったマルコである。が、振り返ってみれば、自業自得であることがわかる。眼鏡っ娘の魅力は眼鏡のまま伝えなければ何の意味もない。しかしマルコはその世界の真実に気が付かず、眼鏡を外してイブリンの魅力を伝えようとしてしまった。美人コンテストに臨む際、イブリンの眼鏡を外したマルコに、最初から勝ち目などなかったのだ。

■書誌情報

本作は32ページの短編。単行本『恋のしめきり5分前』所収。40年近く前の単行本だけど、そこそこ入手できる感じだ。

単行本:峡塚のん『恋のしめきり5分前』講談社、1977年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第117回:TOBI『眼鏡な彼女』

TOBI『眼鏡な彼女』

ソフトバンク『FlexComixブラッド』2007年6月~08年1月

眼鏡っ娘が主人公の作品が8本収録されたオムニバス。複数の作者による眼鏡っ娘アンソロジーはそれまでにもいくつかあったが、一人の作者が眼鏡っ娘だけを描いた短編オムニバスというのは、とても珍しい。画期的じゃないだろうか。その素晴らしさは、表紙にわかりやすく表現されている。

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それぞれ個性のある眼鏡っ娘が8人大集合。この眼鏡っ娘だらけの表紙からだけでもいろいろな物語を想像できそうだ。

もちろん個々の作品も素晴らしく、眼鏡っ娘はとてもかわいい。
まず冒頭の作品「かけず嫌い」では、主人公の神谷くんが眼鏡を外そうと画策するが、眼鏡っ娘は何があっても絶対に眼鏡を外さない。

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すばらしい。
しかし眼鏡がキライだった神谷くんが、実は近眼だったことが発覚する。人生で初めて眼鏡をかけることになった神谷くん。その描写が、とても心地よい。

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真ん中のコマ、眼鏡のレンズ内だけピントが合っていて、外がボケている。そこから繋ぐ最後のコマの破壊力がすさまじい。ここで下から上目遣いに覗き込む眼鏡っ娘か!たまらんわ!
というわけで、神谷くんも少しずつ素直に眼鏡を受け入れていくのであった。

他の短編も素晴らしい眼鏡描写が多いのだが、特に2つのエピソードは紹介しておきたい。
まず、「伊達男作戦」は、眼鏡屋の店員さんに一目惚れした主人公のお話。なんとか眼鏡っ娘に近づこうとする彼は、眼鏡を作ることにしたのだった。

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が、残念なことに、彼は視力がべらぼうに良かったのだ! そこで一生懸命視力を下げようとする涙ぐましい努力を始めるが、最終的に「伊達眼鏡」に気が付く。彼は伊達眼鏡を作ることによって、みごと眼鏡っ娘と一歩近づくことに成功する。眼鏡界では「伊達眼鏡ありかなしか論争」が定期的に噴出するが、伊達眼鏡の意味と機能を考える上での基礎資料となる作品と言えよう。

次に「曇ぬくもり」の、眼鏡が曇る描写。眼鏡っ娘はあがり症で、すぐ顔が赤くなって、眼鏡が曇ってしまう。

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この眼鏡が曇るという描写が物語自体に効果的に組み込まれて、非常に印象的なエピソードとなっている。眼鏡っ娘のキャラクター性を表すのにこういう描写があるんだなと、とても感心した。

ということで、一冊で8人の眼鏡っ娘を堪能することができる、極めて濃度の高い作品集である。アイテムとしての眼鏡が果たす役割も、それぞれのストーリーごとに異なっており、読み応えがある。大満足の一冊だ。お約束で、読後に表紙をめくってみて、脱力。

■書誌情報

単行本全一冊。同作者『眼鏡とメイドの不文律』も眼鏡っ娘を主人公とした作品だが、『眼鏡なカノジョ』のスピンオフ作品も収録されている。

単行本:TOBI『眼鏡なカノジョ』Flex Comix、2008年
単行本:TOBI『眼鏡とメイドの不文律』Flex Comix、2008年

また、本作はアニメ化もされている。眼鏡っ娘がフィーチャーされた作品がアニメ化されたということで、メガネっ娘居酒屋「委員長」でも大騒ぎであった。

アニメDVD:『眼鏡なカノジョ』メディアファクトリー、2010年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第116回:森薫「エマ」

森薫「エマ」

エンターブレイン『コミックビーム』2002年1月~08年3月

言わずと知れた国民的メガネメイドマンガだ。メイドについてはその筋の人々にお任せして、眼鏡描写の素晴らしさについて確認しよう。

まず訴えたいのは、第2話のサブタイトルが「眼鏡」になっているという事実だ。眼鏡っ娘に一目惚れした主人公のウィリアム・ジョーンズは、新しい眼鏡をプレゼントしようという行動に打って出る。

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鳥は飛んでるし、猫は歩いているし、子供も転んでいるから、眼鏡っ娘に眼鏡をプレゼントすることに全く問題ないのである。我々もどんどん眼鏡っ娘に眼鏡をプレゼントしていこう。
この回では、エマが初めて眼鏡をかけたときの回想シーンも描かれている。この描写が実に素晴らしい。

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眼鏡をかけたときの素直な感動が瑞々しく表現されている。一人の眼鏡っ娘が誕生した瞬間に立ち会えた我々も、大満足。
このシーンを見てもわかるように、本作の特徴は、セリフでの説明を極力排し、絵による表現にこだわっているところにある。この「絵による表現」への徹底は、眼鏡描写にも極めて大きな威力を発揮している。

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眼鏡をかけてスイッチ・オンする描写では、言葉による一切の説明を排除している。だからこそ、メガネ・オンの決定的な素晴らしさが、まさに問答無用で示されている。
そして、眼鏡プレゼント+絵による眼鏡描写が素晴らしくミックスされたシーンが、単行本7巻にある。割れてしまったレンズを新しいものに取り替えるシーンだ。割れたレンズを新調するということは、言うまでもないことではあるが、ギクシャクしていた二人の関係が修復され、希望に満ちた新しいビジョンが与えられることの象徴である。

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セリフがないのに、この描写の説得力。眼鏡というものが希望と幸福をもたらすアイテムであることがしっかりと伝わってくる。

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ああ、もう、かわいなあ!!
眼鏡によって世界が変わったことが、極めて高い説得力を持って描かれている。また、二人が出会って直後の第2話では眼鏡プレゼントが実現しなかったのに対して、フィナーレに向かう重要な場面で眼鏡プレゼントが実現したということで、眼鏡というアイテムの扱いが二人の距離を暗示していることがわかる。

そして本作が不朽の名作であることを決定的に示したのは、フィナーレ、二人の結婚式の描写である。

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ウェディング・ドレスに、眼鏡。あの小野寺浩二ですら成し遂げられなかった眼鏡de結婚式を、ウィリアム・ジョーンズは実現したのだ。右下のコマで、ウィリアムがエマを振り返って誇らしげな表情を浮かべているが。「おれは眼鏡de結婚式を成し遂げたぜ!」と思っているような、誇らしげな表情だ。
最初は一目惚れした眼鏡っ娘に眼鏡をプレゼントしようとしていた男が、最後には眼鏡っ娘と眼鏡のまま結婚式。これぞ男の本懐。眼鏡で始まり、眼鏡で終わる。徹頭徹尾、眼鏡の素晴らしさを前面に打ち出してくれる、素晴らしい作品である。全国民の共通教養としたい。

■書誌情報

単行本全10巻完結。電子書籍で読むこともできる。7巻で本編が完結、8~10巻は外伝。19世紀末のイギリスを解説した副読本も情報満載で面白い。眼鏡を解説した項目など、勉強になった。しかしこの作品がジョジョ第一部と同じ時代を扱っていることを考えると、なかなか趣深い。もしもエマさんがジョースター家のメイドだったら。キスするときに「ズキューン」てオノマトペになるのか。

単行本全10巻完結セット:森薫『エマ』エンターブレイン、2002-08年
副読本:森薫・村上リコ『エマ ヴィクトリアンガイド』エンターブレイン、2003年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第115回:水寺葛「10ミニッツメイド」

水寺葛「10ミニッツメイド」

講談社『ITAN』2013年15号~15年25号

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「10ミニッツメイド」という缶飲料があって(表紙でメイドさんがお盆に載せてるね)、ふたを開けるとメイドさんが登場、10分間だけ命じたことをなんでもやってくれる。毎回「ぼわーん」と出てくる。

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10ミニッツメイドさん、過度な装飾を廃したストイックなメイド服。ものすごい三白眼。眼鏡がとても似合ってる。

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そして超有能。あらゆることをテキパキとこなす姿が美しい。これぞ眼鏡メイド。

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というわけで、有能な眼鏡メイドさんが、毎回違うご主人様の元に現れて10分だけ活躍する、オムニバス作品。そして毎回たかだか10分間の活動時間で、しかも基本的に家事をこなすだけなのに、いや、おそらくそれだからこそ、人間性の本質を浮き彫りにする。ものすごく感動するとか号泣するとかいう類の作品ではないけれど、それまで気にもとめなかった大切なことに気づかせてくれる、そういう繊細で温かいエピソードが集まった作品だ。読後、とても穏やかで清々しい気持ちになれる。

で、こんないい話を描く作家さんを知らないとは不勉強だと反省して、ネットで調べたら、どうやらコミティアではよく知られている方らしい。コミティアには行かないから、知らなかった。反省。そして、だ。さらに調べたところ、別のペンネームで活躍されていたことを知って、思わず「!!!」となった。変わる前のペンネーム、水人蔦楽は記憶にインプットしていたからだ。というのも、素晴らしい眼鏡っ娘マンガなのにも関わらず、なかなか単行本が出ず、仕方ないから掲載雑誌から切り取って保存している作品を描いていたのが、まさにこの作家さんだったのだ。

水人蔦楽「犬とアイドルと」講談社『Theフレンド』1999年早春号
水人蔦楽「バランス」講談社『Theデザート』2000年夏休みスペシャル

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115_0899年の「犬とアイドルと」、2000年の「バランス」は、他に類のない、不思議な印象を受ける眼鏡っ娘マンガだ。どちらの作品も眼鏡っ娘が主人公で、それぞれ性格は全く違うけれど、両方ともどこか世の中を突き放して見ている感じが、共通して不思議な読後感をもたらす。とても眼鏡っ娘にふさわしい空気感だ。ということで、水人蔦楽の単行本が出るのを待ち遠しく思いつつ、一時の保険のつもりで雑誌を切り抜いて15年。さすがにちょっと忘れかけた頃に、眼鏡っ娘マンガ「10ミニッツメイド」と出会い、「!」と思ってダンボールをひっくりかえし、切り抜きを取り出してきたというわけだ。いやほんと、とっておいて良かった。「犬とアイドルと」のほうは、インクが紙の裏に染み込んできて読みにくくなっちゃってるから、パソコンにとりこんで綺麗にしておこっと。

■書誌情報

「10ミニッツメイド」は同名単行本全1巻。電子書籍で読むこともできる。続きも「ITAN WEB」で描かれている。「犬とアイドルと」と「バランス」は、残念なことに単行本未収録。頼むから、単行本だしてくれ~。眼鏡っ娘マンガだけでもいいから!
と言いつつ、眼鏡っ娘マンガじゃないデビュー作も、衝撃的だったから切り抜いて保存してある。少女マンガ誌で民族問題に取り組んだ作品を見るとは思わなかった。かなり衝撃を受けたメガネ君マンガだ。単行本になってないのが、本当にもったいない。

単行本、Kindle版:水寺葛『10ミニッツメイド』講談社、2015年

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この眼鏡っ娘マンガがすごい!第114回:石渡治「LOVe」

石渡治「LOVe」

小学館『週刊少年サンデー』1993年35・36号~99年10号

少年マンガ誌の眼鏡っ娘は、21世紀に入ってからは見かける機会が増えてきたが、20世紀には大変な希少種だった。いちおう集英社では『Dr.スランプ』の他に桂正和作品や北条司作品のゲストキャラ等、なかなか素晴らしい眼鏡っ娘を散見することができるが、20世紀のサンデーは、御大のあだち充と高橋留美子が眼鏡っ娘をほとんど描かなかったことから、砂漠地帯と化していた。その中で一人気を吐いていたのが、石渡治である。『パスポート・ブルー』でも眼鏡っ娘が活躍するが、やはりなんと言っても「LOVe」が、質・量、共に素晴らしく、砂漠化したサンデーの中で貴重なオアシスとなっていた。

まず登場眼鏡っ娘キャラの数が、極めて多い。主要登場女性キャラの半分が眼鏡じゃないだろうか。まず冒頭で登場するのが、森岡真理。主人公の高樹愛(愛称ラブ)にテニスの手ほどきをする重要な役割を果たす。

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続いて、ラブが小笠原から本土に渡ったときに最大の味方になってくれるテニス部の副顧問、林村緑子(愛称ドリさん)。ドリさんは最後の最後までずっとラブの味方として重要な役割を果たす。

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このドリさんの強烈な存在感が、単行本6巻の表紙に現れている。全30巻の『LOVe』の中で、ドリさんが表紙を飾ったこの6巻だけ異彩を放っている。

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立体ですよ。眼鏡もしっかり作ってある。主人公のラブやライバルの洋平ですら立体化されなかったのに、なぜかドリさんだけ立体化された理由は、やはり眼鏡以外には考えられない。
さらに続いて、マキノ先輩の恋人ユカさん。

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ショートカットの眼鏡っ娘、かわいいのう。メガネくんと眼鏡っ娘のナイスカップルですよ。ちなみにこのマンガ、なかなかハイレベルなメガネくんも大量に登場する。
そして凄いことに、主人公のラブが、単行本21巻から眼鏡をかけはじめる。残念ながら変装用のダテメガネではあるが、作者はなんとか理由をつけてヒロインに眼鏡をかけさせたかったのだろう。

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その証拠に、背表紙のラブの顔が、単行本21巻から28巻まで眼鏡っ娘になる。わざわざ眼鏡のラブを描きたかったのである。
そして、インターハイのときの宿泊先の娘、ちなみちゃん。

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登場時からドジっ娘めがねである。この脇役に見えたドジ眼鏡っ娘が物語の最後の扉を開く重要な役割を果たすとは、誰も想像しなかっただろう。

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「パスポート・ブルー」でも見られるが、眼鏡っ娘をイジメてやろうという作者の裏返った愛情が見られる描写だ。とてもいい表情を描く。
そしてもう一人、実在した女子テニスプレイヤーのビリー・ジーン・キングは、物語のライトモチーフになっている。

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体格で劣る女子選手がテニスで男子に勝つ。そんな夢のようなことを実際に成し遂げたのが眼鏡女子だったという厳然たる事実。途中でラブが眼鏡っ娘になるのは、作中では変装と言い訳されていたものの、眼鏡っ娘こそが世界を制するという事実がそのような描写を促したはずだ。

本作は、前作「B・B」の主人公の娘が男に混じってテニスをするという話である。なぜ「B・B」はボクシングだったのに、「LOVe」はテニスなのか。ここまでくれば、理由は明らかだ。ボクシングは眼鏡をかけたままではできないが、テニスなら眼鏡をかけたままできるのだ。眼鏡を描くために、本作はテニスマンガになったのである。眼鏡っ娘全員がショートカットであることの意味については、敢えて考察しない。

単行本全30巻。
24巻の表紙は、眼鏡っ娘ラブの背後にさわやかメガネくん。そしてその背後に僧職系メガネくんというメガネぶり。神父メガネくん、さわやかメガネくん、僧職メガネくん、情報屋メガネくん、ラスボス系メガネくんなど、多彩なメガネくんのバリエーションにも注目だ。
全巻電子書籍で読むことができる。

Kindle版:石渡治『LOVe』(1-25)
Kindle版:石渡治『LOVe』(26-30)

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